社内IRCの設置その後

社内IRCの設置

ついに揉め事が起きたため、今日話し合いの場を設けました。もちろん想定の範囲内です。
何事も最初からすんなり行くとは思ってません。障害がある方が燃えるじゃないですか、と自分を励まして頑張ってます。



現状、大きく分けて運営チームと開発チームに分かれているのですが、運営チーム曰く

  • 情報共有は十分にやっているつもりだ
  • IPMessengerやE-mailに対してメリットを感じない

ということでした。

運営チームだけで扉を閉じた会議室で会議を行い、決定事項のみをE-mailでメーリングリストに流す。決まり台詞は「既に決定済みなので反論は受け付けません。」これで「情報を十分に共有している」と言えるのか疑問です。どうやら「情報共有」とは議事録をE-mailで送りっぱなしにすることを指しているようです。しかし「情報」には、『知識』『アイデア』『判明している問題点』『改善案』などなど、他にもいっぱいあります。これらが共有されていないのに「十分に共有している」とはいかがなものか。

そのおかげで開発者ならではの視点が反映されておらず、出てくる発想が5,6年前のいそたーねっとなんですね。Twitterを知らないとは。。。いやいや、知らないことは別に良いのですが、それを知ろうとする姿勢が全く見えないんですよね。せっかく社内に開発者を抱えている(※元々開発会社ではない)のですから、その知識を使わないともったいないです。開発者としての知識や情報収集能力を必要としないのであれば、プログラムのできるバイトでも雇った方がいいんじゃないでしょうか。
(※バイトという表現が微妙でした。バイト君が知識無いわけではないです。「アウトソーシングしちゃえばいいんじゃないでしょうか」のような感じの意味)



ってなことを訴えました。結果的に、重要な部分は理解・賛同してもらえたようで、

  • 情報共有は十分にやっているつもりだE-mailで議事録を送るだけが情報共有ではないということは理解した
  • IPMessengerやE-mailに対してメリットを感じない

となりました。IRCのメリットはまだ分からないそうで、今後2週間程度、試用期間として運用を続けるということになりました。もしIPMessengerやE-mailで全員のアイデアを募ろうとすれば、確実に破綻することは目に見えていますが、それがまだ見えていないようです(そもそも自分たちの情報源で十分だと考えているようで、情報・アイデアを募るということ自体が今までほとんど無かった・・・そこはIRCを使っていけば改善していくのではないかなーと思っています)


ただ、説明もそこそこに始めてしまったので、早速IRCが会議室代わりになってしまって「議題を提示します」「ご意見お願いします」と堅苦しい会議みたいになってしまって、「気軽に話せる雑談の場として使って行きたいんですよー」と説明するのに一苦労でした。
というわけで社内IRC勉強会を開きます。



「社内IRCを導入したくてもうちの会社じゃできないな・・・」という方、恐らく様々な部分で保守的になっていることでしょうから、それを変えていくのは並大抵の気持ちでは無理だと思います。もし導入しようと思っている方がいらっしゃれば、覚悟を決めて思い切ってやる必要があると思います。かなりの情熱が必要です。





でも誰かがやらなきゃ変わらない。
その誰かはきっと自分しかいないから!
諦めずにがんばって!(><)



なお、別のチームの方から「最近すごく印象が変わったように見えます。会社に良い風を起こして下さい。応援しています」との激励のメールを頂きました。嬉しいものですね。